ピコレーザーは目の周りにも可能?小じわ・クマへの効果と注意点

「目の周りのちりめんジワが目立って、実年齢より老けて見える…」 「目の下のクマのせいで、いつも疲れているように見られてしまう…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
顔の中でも特に皮膚が薄くデリケートな目の周りは、年齢が出やすい部位である一方、「レーザーを当てても大丈夫なの?」「失明のリスクはない?」と不安を感じる方も少なくありません。
実は、ピコレーザーは適切な保護と設定を行えば、目のキワまで安全に照射することが可能です。
この記事では、美容医療の専門的な視点から、ピコレーザーが目の周りのお悩みにどうアプローチするのか、その効果や経過について詳しく解説します。
この記事を読めば、目の周りのピコレーザー治療に対する不安が解消され、理想の目元に近づくための第一歩が分かりますよ。ぜひ最後までご覧ください。
ピコレーザーは目の周りにも照射できる?

結論:専用の保護器具を使用すれば照射可能です
ピコレーザーは、目の周り(上下のまぶたや目のキワ)に対しても安全に照射を行うことができます。ただし、目そのもの(眼球)にレーザーが当たらないよう、徹底した安全管理が必要です。
医療用アイシールドによる保護
目の周りの施術を行う際、コンタクトレンズのような形状をした「医療用アイシールド」を眼球の上に装着します。これにより、レーザー光が網膜に届くのを物理的に遮断し、安全にまつ毛の生え際ギリギリまで照射することが可能になります。
皮膚の薄さに合わせた精密な設定
目の周りの皮膚は、頬の約3分の1程度の厚さしかありません。そのため、通常の部位と同じ出力で照射すると、赤みや腫れが強く出てしまうリスクがあります。
ピコレーザーは「ピコ秒(1兆分の1秒)」という極めて短いパルス幅で照射するため、熱ダメージを最小限に抑えつつ、ターゲットとなる色素や組織に的確にアプローチできるのが特徴です。
目の周りのピコレーザーで期待できる効果

目の周りのお悩みは多岐にわたりますが、ピコレーザーには主に3つのモードがあり、それぞれ異なるお悩みに対応します。
①ピコトーニング:くすみ・茶クマの改善
目の周りの皮膚が茶色っぽくくすんでいる場合、それは「摩擦」や「紫外線」による色素沈着(茶クマ)かもしれません。ピコトーニングは、低出力のレーザーを全体的に照射することで、メラニン色素を少しずつ分解します。
| 効果の仕組み | メラニンを粉砕し、ターンオーバーを促すことで透明感を引き出す |
| メリット | 痛みが非常に少なく、ダウンタイムもほとんどない |
②ピコフラクショナル:小じわ・ハリの改善
目の下の「ちりめんジワ」や、まぶたの「ハリ不足」にはピコフラクショナルが効果的です。
| 効果の仕組み | 皮膚の深層(真皮層)に微細な空洞を作ることで、肌が本来持つ再生能力(自然治癒力)を引き出し、コラーゲンやエラスチンの生成を促す |
| メリット | メスを使わずに目元のタイトニング(引き締め)が期待できる |
③ピコスポット:目元のシミ・そばかす除去
目元に点在する境界線のはっきりしたシミには、ピンポイントで照射するピコスポットを使用します。
| 効果の仕組み | 高出力のレーザーを短時間照射し、シミの原因であるメラニンを瞬時に破壊する |
| メリット | 従来のQスイッチレーザーに比べ、炎症後色素沈着のリスクが低い |
上記で紹介した3つのモードについてはこちらのページで詳しく紹介しています。
目の周りへ照射する際のメリット・デメリット

施術を受ける前に、良い面だけでなく注意すべき点も正しく理解しておくことが大切です。
メリット(こんな方におすすめ)
ピコレーザーは以下の方におすすめです。
目元のエイジングケアをトータルで行いたい方
シミ、くすみ、小じわを同時にケアできます。
ダウンタイムを短く抑えたい方
ピコレーザーは熱ダメージが少ないため、従来のレーザーよりも赤みが引きやすい傾向があります。
自然な仕上がりを求める方
急激な変化ではなく、肌質そのものを底上げするため、周囲に気づかれにくく若々しい印象を目指せます。
デメリット・注意点
ピコレーザーの施術には、デメリット・注意点もあります。
1回で完結しない場合がある
特にピコトーニングやピコフラクショナルは、3〜5回と回数を重ねることで、より高い満足度を得られる傾向があります。
一時的な乾燥
照射後は肌のバリア機能が一時的に低下し、乾燥しやすくなります。デリケートな目元は特に念入りな保湿が必要です。
アイシールド装着の違和感
施術中、目に直接シールドを入れるため、コンタクトレンズに慣れていない方は多少の違和感や圧迫感を感じることがあります。
施術の流れ:ご相談からアフターケアまで
当クリニックでは、患者様に安心して施術を受けていただけるよう、以下のステップで進めてまいります。
1. カウンセリング・診察
医師が直接、目の周りの皮膚の状態やクマの種類(青クマ、茶クマ、黒クマなど)を診断します。ピコレーザーが適応かどうかを判断し、最適なプランをご提案します。
2. 施術
お肌の状態を確認しながら出力や照射範囲を細かく調整し、丁寧に施術を行います。
初めての方や刺激が心配な方にも、安心して受けていただけるよう配慮しています。
3. アフターケア
照射直後はわずかな赤みが出ることがあるため、必要に応じて冷却や鎮静パックを行います。最後に、目元専用の保湿剤やUVケアを塗布して終了です。
よくある質問(Q&A)
Q:痛みはどのくらいありますか?
A: ピコトーニングは「パチパチとゴムで弾かれるような感覚」程度です。ピコフラクショナルはそれより少し刺激がありますが、当クリニックでは表面麻酔を併用することで、痛みを最小限に抑えるよう配慮しております。
Q:仕事はいつから行けますか?(ダウンタイムについて)
A: 基本的に当日お帰りからメイクが可能(スポット照射を除く)ですので、翌日からお仕事に行かれる方がほとんどです。目の周りは少し浮腫んだり、軽い赤みが出たりすることがありますが、通常1〜3日程度で落ち着きます。
Q:クマは全部ピコレーザーで治りますか?
A: 色素沈着による「茶クマ」には非常に効果的です。しかし、目の下の脂肪の突出による「黒クマ(影クマ)」や、血行不良による「青クマ」の場合は、ピコレーザーだけでは根本的な解決が難しい場合があります。
その場合は、クマ取り(脱脂術)や注入療法など、他のメニューと組み合わせた治療をご提案させていただくことがございます。
輝く目元は、正しいケアから始まります
「目の周りだから」と諦めていたお悩みも、ピコレーザーという先進のテクノロジーと、適切な医療処置を組み合わせることで、安全に改善へと導くことができます。
目元が明るくなると、お顔全体の印象がパッと明るくなり、メイクのノリも格段に良くなります。ご自身の目元の悩みがどのタイプなのか、まずは正確に知ることが「後悔しない美容医療」の第一歩です。
ビラビューティークリニックでは、患者様お一人おひとりの不安に寄り添い、丁寧なカウンセリングを心がけております。少しでも気になることがあれば、お気軽に無料カウンセリングへお越しください。
ピコレーザーをお考えの方はこちらの記事もご覧ください。
ご予約方法:
カウンセリングは完全予約制です。プライバシーに配慮した個室で、リラックスしてご相談いただけます。
ビラビューティークリニックは、患者様の幸せを第一に考え、誠実で安心・安全な美容医療をお約束します。
このページの監修医師
大村 アラン
経歴
- 佐賀大学医学部 卒業
- 久留米大学医学部附属病院
- 大手美容外科 院長/技術指導医
- 都内美容外科クリニック 院長
- 医療法人社団医新会 理事
- ビラビューティークリニック 院長/代表