産後のしぼんだバストに豊胸は有効?医師が時期と方法を解説

「授乳が終わったら、バストがしぼんでしまった」
「妊娠前のハリのある状態に戻したい」
出産・授乳を経て、バストの変化に悩む方はとても多くいらっしゃいます。
鏡を見るたびに気持ちが沈んだり、下着のサイズが合わなくなったりと、デリケートなお悩みだからこそ人に相談しにくいものですよね。
そんなとき、選択肢のひとつになるのが豊胸です。
この記事では、産後のバストの変化に豊胸が有効なのか、施術を受けられる時期の目安、そしてお悩みに合った方法の選び方を、美容医療の視点からわかりやすく解説します。
なぜ産後にバストはしぼむの?

産後にバストがしぼんで感じられるのは、いくつかの体の変化が重なって起こる自然な現象です。
ご自身のケアが足りなかったからではありませんので、まずはそこをご安心ください。
妊娠中は女性ホルモンの影響で乳腺が発達し、バストが一時的に大きくなります。
ところが授乳を終えて卒乳すると、役目を終えた乳腺は元の状態へと戻っていきます。
このとき、いったん引き伸ばされた皮膚に対して中身のボリュームが減るため、しぼみ・ハリの低下・下垂(かすい)といった変化として感じられるのです。
つまり産後のバストの悩みは、「ボリュームが減った」「ハリがなくなった」という2つの要素が組み合わさって起こることが多いといえます。
また、バストを支えるクーパー靭帯がゆるむことで、バストが外側へ流れて谷間ができにくくなることもあります。この状態が気になる方は、離れ乳は豊胸で改善できる?谷間をつくる施術と方法もあわせてご覧ください。
産後のバストに豊胸は有効?
結論として、産後にしぼんだバストのボリュームを取り戻す手段として、豊胸は有効な選択肢のひとつです。
豊胸はバストにボリュームを足す施術のため、授乳後に失われたふくらみを補い、妊娠前に近いボリューム感を目指すことが期待できます。
一般的には、しぼんで物足りなくなったバストには脂肪豊胸やシリコンバッグ豊胸でボリュームを補う方法が用いられます。
ただし、皮膚のたるみが強く「下垂」の度合いが大きい場合は、ボリュームを足すだけでは理想の形に届かないこともあります。
どの程度ボリュームを補うのか、形をどう整えるのかは一人ひとり異なるため、現在のバストの状態を医師が直接確認したうえで方針を決めることが大切です。
産後の豊胸はいつから受けられる?

産後の豊胸を検討するうえで、多くの方が気にされるのが「いつから受けられるのか」という点です。
豊胸を安全に受けるためには、授乳によるバストの状態が落ち着き、体調が回復していることが前提になります。
授乳中は乳腺が発達し、バストの大きさや状態が安定しないため、卒乳後にバストの状態が落ち着いてから検討するのが一般的な目安とされています。
また、産後は体力やホルモンバランスが回復していく時期でもあるため、無理のないタイミングで受けることが望まれます。
適切な時期はお一人おひとりの体調や授乳状況によって異なりますので、具体的な開始時期は医師にご相談ください。
お悩み別・産後のバストに向いている豊胸
当クリニックでは、目的やご希望に合わせて選べる豊胸方法をご用意しています。産後のお悩みに合わせて整理してみましょう。
| 比較項目 | 脂肪豊胸 | シリコンバッグ豊胸 | ハイブリッド豊胸 |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 自身の脂肪を注入 | バッグを挿入 | 両者を併用 |
| 仕上がり | 最も自然に近い | 安定した形を保ちやすい | 自然さとボリュームの両立 |
| サイズアップ幅 | 自然な範囲 | 大きな変化も可能 | 大きさと自然さを両立 |
| 切開 | 採取部位を小さく切開 | 脇の下を小さく切開 | 両方 |
| 持続性 | 半永久的(生着分) | 半永久的 | 半永久的 |
| 費用目安 | 898,000円 | 848,000円 | 1,198,000円 |
自然な質感で取り戻したい方は脂肪豊胸
脂肪豊胸は、太ももなど気になる部位から採取したご自身の脂肪をバストに注入する方法です。
人工物を使わないため異物感が少なく、触れたときの質感がやわらかく自然に近いのが特長です。
「妊娠前のような自然なふくらみを取り戻したい」「産後の体型変化が気になる部位の脂肪も活用したい」という方に向いています。施術時間は約1時間が目安です。
しっかりボリュームを足したい方はシリコンバッグ豊胸
シリコンバッグ豊胸は、脇の下を3cm以下で小さく切開し、シリコン製のバッグを挿入する方法です。
授乳でボリュームが大きく減った方や、2カップ以上のしっかりとしたサイズアップを希望される方に向いています。
施術時間は約50分が目安で、安定した形を長く保ちやすいのが特長です。
大きさも自然さも求める方はハイブリッド豊胸
ハイブリッド豊胸は、シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせた方法です。
バッグでボリュームを確保しつつ脂肪を重ねることで、より自然な仕上がりを目指せます。
「ボリュームも質感もあきらめたくない」という産後の方に適した選択肢です。
ヒアルロン酸での産後バストアップについて
なお、「注射だけで手軽に」という観点からヒアルロン酸を検討される方もいらっしゃいます。
ただしヒアルロン酸は体内で吸収され、効果が数ヶ月〜1年程度で薄れていくため、当クリニックではバストへのヒアルロン酸注入は行っておりません。
産後の変化を長く安定して整えたい方には、持続性の面から脂肪豊胸・シリコンバッグ豊胸・ハイブリッド豊胸をご提案しています。
ヒアルロン酸豊胸の注意点についてはこちらの記事で解説しています。
よくある質問(Q&A)
Q:豊胸をすると次の授乳に影響しますか?
将来の妊娠・授乳をお考えの場合は、その点も含めて施術方法やタイミングを検討する必要があります。
ご希望やライフプランによって適切な選択は変わりますので、カウンセリングの際に必ずお伝えください。医師が状況に合わせてご提案します。
Q:産後で体型も変わったのですが、バスト以外も相談できますか?
脂肪豊胸では気になる部位から採取した脂肪を活用するため、バストのボリュームアップとあわせて採取部位のラインを意識できる点も特長です。
産後の体型のお悩みもあわせて、カウンセリングでお気軽にご相談ください。
Q:下垂(たるみ)が気になりますが豊胸で改善しますか?
ボリュームを補うことでハリのある印象に近づく場合がありますが、皮膚のたるみが強い場合はボリュームアップだけでは十分でないこともあります。
現在の状態によって適した方針が異なりますので、まずは医師が直接拝見したうえでご提案します。
まとめ
産後のバストのしぼみやハリの低下は、乳腺の変化とボリュームの減少が重なって起こる自然な現象です。
失われたボリュームを補う手段として豊胸は有効な選択肢で、自然な質感を求めるなら脂肪豊胸、しっかりボリュームを足したいならシリコンバッグ豊胸、両方を求めるならハイブリッド豊胸が候補になります。
受けられる時期は卒乳後にバストの状態が落ち着いてからが一般的な目安ですが、最適なタイミングや方法は一人ひとり異なります。
ビラビューティークリニックでは無料カウンセリングを随時受け付けております。
「産後のバストを妊娠前に近づけたい」「自分に合う方法や時期を知りたい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
当院の豊胸施術についてはこちらをご覧ください。
豊胸(シリコンバッグ・脂肪注入)|小倉・博多のビラビューティー
ご予約方法:
カウンセリングは完全予約制です。プライバシーに配慮した個室で、リラックスしてご相談いただけます。
ビラビューティークリニックは、患者様の幸せを第一に考え、安心してご相談いただける誠実な美容医療を心がけています。
このページの監修医師
経歴
- 佐賀大学医学部 卒業
- 久留米大学医学部附属病院
- 大手美容外科 院長/技術指導医
- 都内美容外科クリニック 院長
- 医療法人社団医新会 理事
- ビラビューティークリニック 院長/代表
資格・所属学会
- 日本美容外科学会 会員
- ボトックスビスタ® 認定医
- ジュビダームビスタ® 認定医
- ジュビダームビスタ®バイクロス 認定医